2023/04/30 08:00
こんにちはPAGOTです。
天然皮革の取り扱い注意を説明する前に
まずはPAGOTで扱っている革について説明させていただきます。
簡単に革の種類についてお話しします。
まず「皮」から、素材としての「革」へと加工する工程を鞣し(なめし)といい
植物由来の成分を使用するタンニン鞣しと化学物質を使用するクロム鞣しの2つが主流となっています。
タンニン鞣しは、最も古い方法で時間と費用をかけてじっくりと変化させていくため
革本来の表情や香り、エイジングの変化を楽しむことができます。
ただし、使っていくとタンニンの性質上、少しずつ茶色に変化してきてしまいます。
クロム鞣しは、化学薬品を用いることで鞣し時間を短縮することが可能になりました。
また革に必要に応じて、柔軟性・耐熱性・弾力性などの特性をプラスすることもできます。
現在市場に流通している革製品の約8割がクロム鞣しのものだと言われています。
色褪せがしにくく、お手入れの必要もほとんどありません。
鞣しが終わった後は、染めの工程に入ります。
ここでも染料仕上げと顔料仕上げの2つに分かれます。
染料仕上げは、水溶性の液体を革に染み込ませることで着色します。
そのため透明感があり、革の表情が活かすことができます。
また毛穴を塞ぐことがないので、使うことで革本来の油分が自然と出て艶が増します。
こちらは傷など隠すことが難しいので、グレードの高い革が使われることが多いのも特徴です。
顔料仕上げは、絵の具で表面に着色をしているようなイメージです。
鮮やかな発色が可能で、経年変化がほとんどありません。
それぞれにメリット・デメリットがあるので
PAGOTでは、作りたいもののイメージに合わせて
タンニン鞣し染料仕上げとクロム鞣し顔料仕上げの革を使い分けています。
【タンニン鞣し染料仕上げ】
・Adore / Adore petit
・Ema
・Lilly
植物由来の成分を使用するタンニン鞣しと化学物質を使用するクロム鞣しの2つが主流となっています。
タンニン鞣しは、最も古い方法で時間と費用をかけてじっくりと変化させていくため
革本来の表情や香り、エイジングの変化を楽しむことができます。
ただし、使っていくとタンニンの性質上、少しずつ茶色に変化してきてしまいます。
クロム鞣しは、化学薬品を用いることで鞣し時間を短縮することが可能になりました。
また革に必要に応じて、柔軟性・耐熱性・弾力性などの特性をプラスすることもできます。
現在市場に流通している革製品の約8割がクロム鞣しのものだと言われています。
色褪せがしにくく、お手入れの必要もほとんどありません。
鞣しが終わった後は、染めの工程に入ります。
ここでも染料仕上げと顔料仕上げの2つに分かれます。
染料仕上げは、水溶性の液体を革に染み込ませることで着色します。
そのため透明感があり、革の表情が活かすことができます。
また毛穴を塞ぐことがないので、使うことで革本来の油分が自然と出て艶が増します。
こちらは傷など隠すことが難しいので、グレードの高い革が使われることが多いのも特徴です。
顔料仕上げは、絵の具で表面に着色をしているようなイメージです。
鮮やかな発色が可能で、経年変化がほとんどありません。
それぞれにメリット・デメリットがあるので
PAGOTでは、作りたいもののイメージに合わせて
タンニン鞣し染料仕上げとクロム鞣し顔料仕上げの革を使い分けています。
【タンニン鞣し染料仕上げ】
・Adore / Adore petit
・Ema
・Lilly
・Marsha
・Bob
・Reny
・Basic Wallet
・Bob
・Reny
・Basic Wallet
【クロム鞣し顔料仕上げ】
・Collar シリーズ Mini Wallet / Adore poach / Collar Adore
・tartan シリーズ ハンドル部分
・Collar シリーズ Mini Wallet / Adore poach / Collar Adore
・tartan シリーズ ハンドル部分
・Ema Greige ハンドル部分
【ブライドルレザー】
・Karan
これを踏まえて、次の記事で
使うときにどのようなことに気をつければいいのかご紹介します。